The Dead Sea Messianic Blonde✞Short
- taishiro sonae

- 6月4日
- 読了時間: 3分

ここは死海。
Tyはふと何かに導かれるように、この場所にやって来た。
イスラエルに旅行するなら、ここは抑えた方が良いとよく言われる。
それもここに来た理由の一つだが、Tyには別の理由があった。
それは人伝に聞いた"The Dead Sea Blonde"という話である。
これは日本語に訳すと「死海の金髪女性」と言ったところだろうが、Tyはこの話をある日に耳にしてからどうも気になって仕方がなかった。
別に金髪美女なら日本にでも大勢いるが、やはり「死海」という言葉が引っかかった。
そしてなぜこの話がTyの所にまでやって来たのか、真相を確かめたくなったのだ。
ちなみに、死海では時折に全裸の金髪美女が歩き回ることもあるらしい。
これが同一人物なのかは定かでないが、やはり男としては期待してしまう… (^_^;)
そういう訳で、色々な思いが入り混じってこの地にたどり着いた。
着いたのはちょうど日中、正午を回りそうな時だった。
ビーチ沿いでは多くの観光客らしき人たちがくつろいでいる。
死海は塩分濃度が非常に高いためか、ここからでも非常に塩風の味がする。
そして死海に浮かんで寝そべっている人も多々いる。
日差しは強いが、湿度はそれ程高くないためか、思ったよりも過ごしやすい。
ここなら正直、しばらくテントを張ってでも住めると思った。
Tyは人混みを通り過ぎて、ある種の隠れスポットへとやって来た。
ここは穴場で、観光客はほとんどいない。
ちょうどビーチと砂山の間にあるので、見つかりにくいのだ。
たどり着くと、そこには木の上で真っ白な着物で眠っている金髪女性がいた!

年齢は定かではないが、絶世の美女と言っても過言ではない。
少なくとも、Tyがこれまで出会った女性ではダントツに美しい。
彼女はほとんど無防備で、全身を広げて仰向けになっている。
着物を着ているとは言え、すぐにでも入れられそうな勢いである…独り身のTyとしては、やはりある行為を成すことが頭をよぎった。
周りは静かな波音がするだけで、他には誰一人こちらに気づかない。
Tyはしばらく彼女を見つめながら、その場に立ち尽くした。
するとふと、彼女が何か小声で言っているようなした。
「.....Just come....😪」
Just come? Tyにはそう聞こえた。
「だた来て」ということか?真相は定かではないが、Tyはその声に従うことにした。
そしてその声のする彼女の口元へとやって来て、身を寄せた。
彼女はまだぐっすりと眠っている。
当分は起きそうにない。
Tyは彼女の口元に耳を傾けて、彼女の声を探った。
すると彼女は、一瞬でTyの耳元に口づけした。
とても柔らかい。
彼女は本当に眠っているのだろうか?
とにかく、甘い香りが漂う。
Tyは彼女の方に改めて顔を向けると、その満面の笑顔を見回した。
こんなに嬉しそうな顔で眠る女性は、今まで見たことがなかった。
どうしてこんなに嬉しいのか、Tyには不思議で仕方がなかった。
ただ確かに言えるのは、それを見たTyもとても嬉しい笑顔になった。
そして今からある行為を成したらどうなるのかと、改めて想像した。
.....Immanuel...God with us
彼女はこう言ったように、Tyには聞こえた。「神は私達と共にいる」?
....I pray for us in the name of Jesus✞Christ, Beshem Yeshua, Amen!
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